セロトニンの分泌を促すウォーキング
イライラしたり不安になった時、ウォーキングをすると、良い気分転換になります。これは歩くことで、脳内でセロトニンという神経伝達物質の分泌が促されるからです。セロトニンには、不安感を緩和して精神を落ち着かせ、幸福感をもたらす作用があります。またウォーキングをすることで、脳内や全身の血流が良くなったり、脂肪燃焼や生活習慣病予防など、心身に様々な嬉しい効果も得られます。器具や道具を使う訳ではなく、手軽に取り入れられるのもウォーキングの良い点です。本格的に取り組むなら、専用のウェアやシューズ、万歩計などが必要かもしれませんが、基本的にお金も手間もかかりません。
日光浴をしながら歩くと、より効果的
同じウォーキングでも、目的によって取り組み方を少し変える必要があります。例えばダイエット目的なら、しっかりと腕を振りながら、斜面のある道を少し早いペースで歩くのが効果的です。ストレス解消目的であれば、のんびりとしたペースで構いません。それよりも腹式呼吸をしながら、歩幅を大きく取って歩くのがポイントです。またセロトニン神経は、日光浴をすると活性化するので、朝の時間帯に太陽の光を浴びながらウォーキングできれば、ストレス解消により効果的です。あまり歩き過ぎて疲労感が溜まると、今度はセロトニンの量が減ってしまうので、歩く時間は30分程度に留めましょう。またウォーキング中は、雑念に囚われずに「歩くこと」に専念して下さい。他の人と一緒でもおしゃべりは控え、歩きスマホなど論外です。ウォーキング中に音楽を聴くなら、音階やテンポの変化が少ない、ゆるやかな曲調の楽曲がおすすめです。自律神経が整うので、リラックスできるでしょう。
心療内科を梅田で探せば、医師の専門的な見解を得ることができ、精神的な悩みや落ち込みの解決法を見つけやすくなります。